開発者レター#2:11周年アップデート

アップデート
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

いつも『サマナーズウォー』をプレイしていただき誠にありがとうございます。
2回目の[開発者レター]を召喚士の皆さまにお届けします。

今回お届けする内容は11周年アップデートについてです。
11周年を迎えるにあたって、開発チームでは『サマナーズウォー』を長い間応援してくださっている召喚士さまの期待にどう応えればいいか、どのような部分を改善すればいいか、どうすれば『サマナーズウォー』をもっと楽しんでいただけるかといった点についての議論を重ねてきました。
その結果、4~5月にかけて開催される11周年アップデートで、アリーナ、サーバー対抗戦、異界レイド/ダンジョンなどの様々なコンテンツの改編を行うとともに、様々な利便性/システムのリニューアルや改善を召喚士の皆さまにお届けすることを予定しています。

また、11周年アップデートに関する開発者レターも2回に分けてお届けいたします。1回目となる今回は、4月のアップデートで準備中のアリーナおよびアリーナサーバー対抗戦の改編、そして一部のモンスターや背景のアートリニューアルに関するお知らせをお届けします。

それでは、[開発者レター]#2をお届けします!

<アリーナの改編を予定しています>

*新規召喚士がより簡単にアリーナの面白さを体験できるように新規召喚士さま専用のアリーナリーグの新設を検討中です。
*サーバーごとにプレイ人口が異なるため、ランク達成の難易度やアリーナサーバー対抗戦のバランスを取るためにアリーナのリーグ構造改編を現在準備中です。

準備中の改編内容は以下の通りです。

1.新規召喚士のための「ルーキーリーグ」が新たに導入される予定です。
-新規召喚士がアリーナに参加しても既存召喚士との格差によりアリーナを楽しめない点を改善するため、新規召喚士のみで構成されたルーキーリーグを新たに導入する予定です。
-初めてアリーナコンテンツに参加すると自動的にルーキーリーグに配置され、最短で4週間所属します。4週間後に、ルーキーリーグに滞在するか通常のアリーナリーグに移動するかを召喚士本人が選択できます。こうすることで、個人の成長速度に合わせてアリーナを楽しむことができるように調整を行う予定です。
-ルーキーリーグでのプレイを経て一般アリーナリーグ参加への準備が完了した召喚士が自然に一般アリーナに移動できるように、現在のアリーナリーグ報酬ではなく調整された報酬を獲得できる形式を検討中です。
代わりに、新規召喚士に成長の楽しみをご提供するために特定のランクへの初回達成時に追加で獲得できる1回限りの報酬も準備しています。
-ルーキーリーグには一般アリーナと同様に固有のランクおよび順位システムが適用され、アリーナの集計および勝ち点圧縮は2週間ごとに行われます。

2.アリーナ構成を10,000人単位のリーグに細分化する予定です。
-現在、アリーナはサーバー毎のプレイ人口が異なるため、特定のランクに到達する難易度がサーバー毎に偏っています。
例えば、審判者★ランクに到達するためにはサーバー内で上位1,000位を達成する必要がありますが、プレイ人口が多いサーバーは他のサーバーと比べてこの競争がより激しくなります。
-この不均衡を解消するためにアリーナ集計終了後、活動中の召喚士を基準として10,000人を超えない形式で均等にアリーナリーグを再構成することで、召喚士同士の実力がより公正に反映されるような環境にすることを計画しています。
例として、全部で78,400人がアリーナをプレイするサーバーに召喚士Aが所属している場合、アリーナ集計後に9,800人で構成される8つのリーグが作成され、そのうちの1つのリーグに召喚士Aが配置されます。
こうすることで、全プレイヤーが約10,000人が所属するリーグ内で他のプレイヤーとランキングを競い合ってランク毎の基準が反映されるようになります。
-10,000人以下の人数を基準としたリーグが運営されるため、それに伴ってリーグ別ランクも新たに樹立され、各リーグでランクが付与される予定です。例えば、8つのリーグに分割されたサーバーでは8人の「レジェンド」召喚士が誕生します。
どのサーバーでプレイしても特定のランクに到達するための競争環境が似通うものとなるため、より公正な環境でランク達成を目指す楽しさをご提供できると期待しています。

3.アリーナの集計周期および勝ち点圧縮システムが変更される予定です。
-アリーナの集計は毎週行われますが、これに対して勝ち点圧縮は隔週で行われます。このため、勝点が圧縮されるタイミングを把握しづらいという問題点があります。アリーナの集計および勝ち点の圧縮を2週間単位で同時に進行することで、この問題に対する直感性も高めようと思います。
-集計周期の変更に伴い集計報酬も適切な形式へと調整を行うことで、既存のランク報酬の価値が維持されるように報酬テーブルの調整を慎重に行っています。

4.アリーナサーバー対抗戦の改編を準備中です。
-現在、アリーナサーバー対抗戦は各サーバーでのアリーナランキング上位10,000人が選抜される形式を採用しています。このため、プレイ人口が多いサーバーではサーバー対抗戦に進出するための難易度が高く、激しい競争を勝ち抜く必要があります。
-アリーナの構造改編に伴い、サーバー対抗戦の選出基準を「サーバー毎に10,000人」から「ルーキーリーグを除いた各リーグ毎に2,500人」へと変更する予定です。
この形式であればプレイ人口が多いサーバーは多くのリーグに分割され、現在よりも多くのユーザーがサーバー対抗戦へと進出でき、サーバー対抗戦進出への負担が大幅に下がります。さらに、各リーグでより公正な競争が行われることも期待できます。
-サーバー対抗戦へ進出するプレイヤー数や構造の変更に伴い、「サーバー間での勝敗を競う」という既存のサーバー対抗戦の形式が、「2,500人で構成された異なるサーバー間の2チームの勝敗を競う」形式に変更される予定です。
-サーバー対抗戦の進行スケジュールも、アリーナのスケジュール変更に合わせて変更される予定です。現在は3週間の休戦期間後に5週間進行する形式が採用されていますが、変更後はアリーナの集計周期と連携して2週間単位で定期的に進行する予定です。
-これまでご紹介したアリーナおよびサーバー対抗戦の改編は、現在進行中のサーバー対抗戦が終了する4月中旬のアップデートで適用される予定です。

<初期モンスターを中心にモンスターアートがリニューアルする予定です>

*『サマナーズウォー』は、リリースされてから11年を迎えようとしています。サービス最初期にに製作された一部のモンスターアートや背景アートを改善する時期になったと言えるでしょう。
*召喚士の皆さまが長い間愛着を持って育ててきたモンスターたちの特徴と馴染みやすさを維持したうえで、より細かいディテールを加えることでビジュアル面を強化したいと思います。

1.初期モンスターのリニューアルが順次行われます。
-『サマナーズウォー』の初期から登場しているモンスターたちを対象に、モデリングのリニューアルが順次進行する予定です。
-まずはスライム、キノコ、サプライズボックス、ハウル、エレメンタル、ガルーダ、イヌガミ、ジョーカー、ヴァンパイア、ウンディーネ、ドラゴン、オラクル、キメラの13種類のモンスターのリニューアルが行われる予定です。
-モンスターアートリニューアルは1回のみ行われるのではなく、その後も継続して行われる予定です。2回目のモンスターアートリニューアルは2025年下半期の実施を計画しています。
-単にモンスターの見た目が新しくなるだけではなく、該当モンスターのスキル演出効果の変更も同時にリニューアルされる予定です。また、リニューアル後のモデリングはモンスターの基本形状のみが対象として行われ、形状変幻が適用された姿は現在のものが維持されます。
-召喚士の皆さまがモンスターアートの変化を確認できるよう、リニューアル前後の姿を比較してみました。

2.アリーナの背景が新しくなる予定です。
-アリーナの背景のリニューアルはこれまで数回にわたって実施されてきました。ガーレン森、シーズ山などのシナリオ序盤地域のアートリニューアルや、2023年の「RELOADED」アップデートでのカイロスダンジョンの背景やボスモンスターのリニューアルも行われてきました。
同様の形式で、4月にアリーナの背景のリニューアルが行われる予定です。
-アリーナコンテンツのプレイ満足度をより高めるために、アリーナおよびサーバー対抗戦の改編に伴い、アリーナのステージだけでなくアーケインタワーおよびタワーの攻撃演出ウィンドウの背景アートも同時にリニューアルされる予定です。

<占領戦についてのさらなる改善を準備中です>

*以前お届けした開発者レター#1でご案内した、占領戦マップの変更や勝ち点獲得量の変更、トーナメントのルール変更についての開発はほぼ完成に近付いています。詳細は今後、占領戦シーズンについてのご案内にてお知らせいたします。
*占領戦の改編と同時に、占領戦の防衛デッキ初撃スキル指定システムも同時にアップデートされる予定です。(3月末実装予定)
*占領戦用のルーン刻印を検討中です。ただし、データベースへの負荷やその他の状況を考慮する必要があるため、詳しい実施スケジュールはまだ決定していません。

1.占領戦の防衛デッキに初撃スキル指定が追加される予定です。
-占領戦トーナメントおよびスペシャルマッチに防衛デッキの初撃スキル指定システムが適用されてからの複数のシーズンでのデータを確認した結果、通常の占領戦シーズンにも同様のシステムを導入しても問題ないという判断となりました。
-3月末のアップデート以降に開始する新シーズンの占領戦から適用される予定です。該当の占領戦のデータをモニタリングしながら、継続して占領戦を発展させていく予定です。

2.占領戦用のルーン刻印を検討中です。
-占領戦用のルーン刻印を別途で設定できるようにすることで、占領戦と他のコンテンツを同時に楽しめるように召喚士さまの負担を減らし、また占領戦でのルーン活用についての利便性を高めたいと思います。
-現在のワールドアリーナと同様、占領戦に「モンスター」メニューを追加して該当メニューから占領戦専用のルーン設定を行えるような形式を想定しています。
-現時点では以下のような問題があるため、詳細なスケジュールは確定していません。
・サーバーで管理しなければならないルーンの数が増加しているため、データベースの負荷が大きくなる可能性があります。解決策を現在検討中です。
・リアルタイム同期形態で進行するワールドアリーナでは、各召喚士が該当メニューにリアルタイムでアクセスした時点でルーン情報を分離して保存することが可能です。しかし、占領戦メニューにリアルタイムでアクセスしていない召喚士の防衛デッキ情報もすべて必要とする占領戦コンテンツでは、ルーンを分離保存する場合に他の解決策を必要とします。皆さまに不便を感じさせなような形式を現在検討中です。
・以上のような問題点があるため、多少の開発期間を要する可能性がありますが、占領戦用のルーン刻印を別途で設定できるようにするという方向性をこの開発者レターで共有することで、現実的な解決策およびアップデートスケジュールを設ける予定であることをご案内いたします。

今回の[開発者レター]は以上となります。

長期間、同じものが維持されていたアリーナコンテンツやゲーム内グラフィックにどうやって新しい活力を吹き込むかは、開発チームが悩んできたことでもありました。今回実施されるリニューアルで『サマナーズウォー』に新たな活気を吹き込み、召喚士の皆さまにより楽しいゲーム体験をご提供できることを期待しています。

引き続き『サマナーズウォー』をよろしくお願いいたします。

Visited 411 times, 1 visit(s) today

コメント